日本テリアの価格は?飼う前に知っておきたい値段の目安

芝生に佇む日本テリア

真っ黒な頭をした日本テリアは、個性的なビジュアルが印象的です。今では数が減り、絶滅が危惧されているほど。日本テリアの価格はどれぐらいでしょうか?

この記事では、日本テリアの価格についてまとめました。生涯費用や購入方法についても紹介します。ぜひ参考にしてくださいね!

日本テリアの購入価格

日本テリア走りまわる

日本テリアを購入するなら、価格の目安は20~30万円です。実際の販売価格は、25万円前後が多いようです。

<日本テリアの購入価格>

目安:20万~30万円

日本テリアは、とても希少な犬種です。血統や子犬の状態によっては、30万円を超えることも珍しくありません。ときには60万円に及ぶこともあり、値段の幅があるのが特徴です。

入手困難!とにかく数が少ない!

布団で眠る日本テリア

日本テリアを購入する際に覚えておきたいのが、数の少なさ。日本テリアの専門ブリーダーもいますが、そもそも生まれてくる数が少ないのです。

血統書を発行している「一般社団法人ジャパンケネルクラブ」(JKC)では毎年、犬種別の登録数を発表しています。

2018年のデータによれば、日本テリアの登録数は54頭。ざっくり言えば、一年間に生まれた子犬の数が54頭ということです。

ちなみに同じ年の柴犬を調べてみると10,553匹でした。日本テリアと柴犬、その差はおよそ200倍もあるのです。

ちなみに、ここ5年のデータを追ってみると……。

<日本テリア「犬種別犬籍登録頭数」の推移>

  • 2014年・・・・・・51頭
  • 2015年・・・・・・73頭
  • 2016年・・・・・・115頭
  • 2017年・・・・・・71頭
  • 2018年・・・・・・54頭

(参考)一般社団法人ジャパンケネルクラブ「犬種別犬籍登録頭数(1~12月)

本当に少ないですよね。2016年には何とか3ケタに乗ったものの、一年だけ。翌年から、またもや減少しています。

犬種別犬籍登録頭数は、JKCがその年に新たに発行した血統書の数をもとに算出しています。血統書をもたない日本テリアもいますし、他の団体で登録する日本テリアもいることでしょう。

なので実際には、もう少し多いはず。とはいっても、爆発的に数が増えるかというと、そうは考えにくいですよね。

年間およそ50頭ということは、1か月あたり約4頭しか生まれないということ。購入するなら、かなりレアな犬だということを念頭に、早めに準備をスタートしてくださいね!

日本テリアの生涯費用

日本テリアの顔のアップ

日本テリアを飼うとかかる生涯費用は、次の通りです。

<日本テリアの生涯費用>

目安:約230万円

(関連)犬を飼育するのに必要な「生涯費用」はどれぐらい?

一生飼うとおよそ230万円、年間コストにすると約15万円です。ざっくり「月に1万3千円」という感覚ですね!

日本テリアを飼うなら、いまの家計に「月々1万円強」の負担がかかるということです。小型犬である日本テリアの寿命は約12~14年と長めです。

ずっと責任をもって飼ってあげられるのか、十分に検討したいものですね。

生涯費用の内訳

ちなみに生涯費用は大きく分けて「初期費用」「毎月の費用」「医療費」に分けられます。それぞれの目安を紹介します。

<生涯費用の内訳>

(1)初期費用

  • 購入費用・・・・・・・・・・20万円~30万円
  • 登録費用・・・・・・・・・・1万円
  • 飼育グッズ代・・・・・・2万~3万円

(2)毎月の費用

  • ドッグフード代・・・・・・・・・・・・・・3,000円
  • シャンプー&トリミング代・・・・3,000円
  • ケア用品代・・・・・・・・・・・・・・・・・・2,000円

(3)医療費

  • 病気やケガなどの医療費・・・3万~6万円(年間)
  • 去勢・避妊手術費用・・・・・・・オス2万~3万円/メス3万~5万円
  • 狂犬病ワクチン代・・・・・・・・・3,000円(年間)
  • フィラリア予防薬代・・・・・・・12,000円(年間)

もちろんかかる費用はケースバイケースですから、これほどかからない場合もあります。でも逆に、もっとかかるケースも多々ありますよ~。

日本テリアの購入方法

布団にくるまれた日本テリアの赤ちゃん
布団にくるまれた日本テリアの赤ちゃん

日本テリアが一般のペットショップの店頭に並ぶことはほとんどありません。基本的には専門ブリーダーから購入します。

ただし頭数自体が少ないため、すぐに子犬と出会えるわけではありません。予約して繁殖待ちの状態で待つケースが多いようです。

迎え入れたいと思ったら早めに連絡をとり、出産情報や子犬情報などを確認しておくことをおすすめします。

その他、最近ではネット通販で購入できるサイトもあります。年齢や性別にこだわりがなければ、里親制度を利用するのも一つの手段です。

<日本テリアの主な購入方法>

  • ブリーダー
  • ネット通販
  • 里親

日本テリアの購入で、知っておきたい注意点を3つ紹介します。

(1)ブリーダー選びは慎重に!

日本テリアに限りませんが、価格面だけで安易に決めることはやめましょう。

日本テリアは、頭数が少ない犬種です。そのため近親交配に頼らざるを得ないこともあります。あまりに低価格の場合、あまりに無理な交配によって生まれた可能性も否定できません。

別記事「日本犬はどこで購入できる?ぺットショップやブリーダーの選び方」を参考に、信頼できるブリーダーを探しましょう。

https://dog-japan.net/nihonken-konyu/

ちなみに近親交配を行うと、遺伝疾患のリスクが高くなります。必ず発症するわけではありませんが、可能性は否定できません。万が一のために、ペット保険に入っておくと、費用面でも安心です。

詳しくは「ペット保険とは?手厚い医療を受けるための基礎知識」をご覧くださいね~。

(関連)ペット保険とは?手厚い医療を受けるための基礎知識

(2)ネット通販でも現地訪問が必須!

ネットで販売しているからと言って、遠くから気軽に購入できるわけではありません。

2013年の「改正動物愛護管理法」により、現物確認と対面説明が義務付けられました。ネットで購入するといっても、現地に足を運ばなくてはならないのです。

当然遠方だと、交通費も高くなります。ネット通販で「安く買えそう!」と思っても、思いのほか交通費がかかる可能性もあることを頭に入れておきましょう。

(3)里親制度の場合、ワクチン代などは飼主負担

里親制度を利用すれば、日本テリアの購入価格はゼロ円です。希少犬種の日本テリアは、血統書付きなら60万円の値段がつくこともあります。負担がぐっと軽くなりますね。

ただし、譲渡前に接種したワクチン費用や、避妊・去勢手術代などは、飼主負担になるケースが一般的です。事前に確認しておいてくださいね!

(関連)日本犬の里親になるには?秋田犬や柴犬の里親になる方法&注意点

まとめ

日本テリアの価格は、20万円から30万円が相場です。ただし希少犬種のため、血統書付きだと60万円に及ぶことも珍しくありません。

なお、日本テリアの特徴については、別記事に詳しくまとめました。大きさや毛色の他、性格や寿命についても紹介しています。「日本テリアを飼いたい」と思っている方は、ぜひ一度ご覧くださいね。

(関連)頭だけ黒!日本テリアの特徴は?性格や寿命、大きさを解説

この記事を書いた人

そばこ

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