ダントツ人気!柴犬の特徴は?寿命、大きさを解説

柴犬は、素朴な愛らしさと従順さで、不動の人気を誇る日本犬です。なんと縄文時代から、日本人と生活を共にしてきたそうですよ!柴犬の特徴や寿命など、飼うなら知っておきたい柴犬の情報をまとめました!

柴犬って、どんな犬?

まずは、柴犬はどんな犬なのかを紹介します。

天気が良い空の下の柴犬

飼われている日本犬の8割は柴犬!

日本犬といえば、真っ先に柴犬を思い出す方も多いのでは?それもそのはず!柴犬は日本犬の中で、一番多く飼われている犬種です。

『公益社団法人 日本犬保存会』によれば、飼われている日本犬のうち、約8割は柴犬なんだとか!ダントツの人気ですね~。

(参考)公益社団法人 日本犬保存会「天然記念物 種類」

読み方は「しばいぬ」です!

柴犬と書いて「しばいぬ」と読みます。これまで「しばけん」と思っていた方、きっと多いですよね。私もずーっとそう思っていました。

でも、先ほど出てきた『公益社団法人 日本犬保存会』のホームページを見れば、“SHIBAINU”という表記。NHKの放送でも「しばいぬ」と呼ぶそうです。

日常生活では「しばけん」と言っても通じますが、家で飼うなら「しばいぬ」と正しい呼び方をしたいものですね。

(参考)NHK放送文化研究所「「○○犬」の読み方は「~イヌ」?「~ケン」?」

“キツネ顔”と“タヌキ顔”がいる

柴犬に、“キツネ顔”と“タヌキ顔”がいるってご存じでしたか?

  • キツネ顔の柴犬・・・・・面長で、目元もすっきり。凛々しい顔立ち。
  • タヌキ顔の柴犬・・・・・顔が丸く、目もやや丸め。愛きょうのある顔立ち。

キツネ顔とタヌキ顔、同じ柴犬でも全然違うんですね!

クールな顔立ちがお好みならキツネ顔、癒し系の顔立ちがお好みならタヌキ顔がおすすめです。しっかり顔を見て、お迎えしてあげましょう!

柴犬の特徴!大きさや毛色は?

柴犬の大きさや毛色など、特徴を見てみましょう。

柴犬の特徴(1)唯一の小型犬!

柴犬は、国の天然記念物に指定されている日本犬のうち、唯一の小型犬です。

  • 大きさ(体高)・・・・オス39.5cm、メス36.5cm
  • 毛色・・・・・・・・・・・・・・赤、黒褐色、胡麻、黒胡麻、赤胡麻

(参考)一般社団法人 ジャパンケネルクラブ「世界の犬 : 5G 原始的な犬・スピッツ : し : 柴 – SHIBA」

毛色については、柴犬のうちおよそ8割赤毛と言われています。

赤といっても真っ赤ではなく、茶色に近いイメージです。たしかに、見かける柴犬は「ほとんど!」と言っていいぐらい、赤みを帯びた茶の毛色ですね!

柴犬の特徴(2)小型で骨格もしっかり!

柴犬は小型ですが、骨格はしっかりしています。子犬のときはコロコロと丸くて可愛いですが、大きくなると筋肉もがっちりしますよ~。

しかも元々は猟犬だった柴犬は、運動が大好き。散歩させてあげれば、肥満の心配もあまりありません。

(※柴犬の散歩については:柴犬の散歩にて)

柴犬の特徴(3)三角形のピンと立った耳

柴犬は、いわゆる“立ち耳”タイプの犬です。三角形のピンと立った耳は、柴犬のチャームポイントの一つですよね。

なんと!うれしいことがあると、両耳をぺた~んと倒すんです!これを“ヒコーキ耳”とか“ジェット耳”と言うんですが、可愛すぎてたまりません……。

子犬の間も、耳が垂れています。見るからに甘えん坊な耳も、飼い主にとっては魅力の一つです。

柴犬の寿命は?

小型の柴犬は、日本犬の中では“長生き”の部類に入ります。

柴犬の寿命の目安:12~15歳

柴犬はとても丈夫で、なかなか病気にもかかりません。寿命をまっとうできるように、元気に育ててあげたいものですね。

なお、病気トラブルは少ないものの、アレルギー性皮膚炎にはかかりやすいので注意してあげましょう。

アレルギー性皮膚炎にかかれば、食べ物や植物などのアレルゲンを特定することが大切です。

食べ物が原因ならドッグフードをアレルギー専用食に変え、植物が原因なら、その植物の近くに行かない対策が必要です。
寿命を縮める病気ではありませんが、かゆがる姿はとてもかわいそう。少しでも症状を抑えてあげたいものですね。

詳しい症状や治療については、「柴犬がかかりやすい病気は?」(未作成)にまとめました。ぜひご覧ください。

こちらを見つめる黒柴の子犬

4月8日は柴犬の日

最後に一つトリビアな情報を、じつは4月8日なんです。
理由ですが、語呂合わせで「し(4)ば(8)犬」だそうです。
こんな記念日があるのも柴犬が愛されている証拠ですね。

まとめ

柴犬は、とても丈夫で賢い日本犬です。病気にもかかりにくく、長い間家族として一緒に過ごすことができます。

ただし、犬とベタベタしたい方には向きません。「あくまで自分が上の立場として、威厳を持って接することができる方」「距離感を保ちながらもそばにいて、愛情を注げる方」が向いていますよ~。

柴犬の性格について詳しくは、「柴犬の性格」をご覧ください。

なお近年では、柴犬の小型版である豆柴も人気です。詳しくは「豆柴の特徴は?性格や寿命、大きさを解説」にまとめました。ぜひご覧くださいね。

この記事を書いた人

そばこ