目次
豆柴の飼い方
別記事「ダントツ人気!柴犬の特徴は?性格や寿命、大きさを解説」でも紹介している通り、豆柴はまさに“小さな柴犬”。飼い方は柴犬とほぼ同じです。
豆柴の飼い方(1)外飼い&室内飼い、どちらもOK!
柴犬と同様に、豆柴の飼い方は「外飼い」「室内飼い」どちらもOKです!
ただ、豆柴の大きさは30cmほど。
片手でも抱っこできるぐらいの大きさなので、マンションなどの室内でも飼いやすい犬種といえるでしょう。
外飼いと室内飼いの注意点については、「柴犬の飼い方としつけ!散歩やトイレトレーニングは?」で詳しく説明しています。ぜひ参考にしてくださいね。
豆柴の飼い方(2)清潔第一!ブラッシングも大切です
豆柴の飼い方で気をつけたいのが“居場所を清潔に保ってあげる”こと、そして“ブラッシングなどをこまめにしてあげる”ことです。
「豆柴がかかりやすい病気は?」でも解説している通り、豆柴はアレルギー性皮膚炎にかかりやすい傾向があります。
カビやダニ、ハウスダストとは無縁の生活をさせてあげるためにも、暮らす環境をきれいにしてあげましょう。
抜け毛が多いので、毎日ブラッシングしてあげるのも大切です。
コミュニケーションにもなるので、一石二鳥ですよ~。
豆柴の飼い方(3)留守番もOK!でもちゃんとサークルの中に!
豆柴は柴犬と同じく、実はベタベタするのが苦手。自分の時間を好み、お留守番もできる犬種です。本当に可愛くて賢い犬ですよね!
ただし室内飼いの豆柴を留守番させるなら、“ケージやサークルの中”に入れてから出かけるのが基本です。自由に歩き回れる状態だと、室内でいたずらをして“困った行動”を起こす可能性も……。
たとえばカーペットの上でおしっこをしたり、家具をかじったり。落ちているものを誤飲したり、電気コードをかじって感電したりすると大変です。
「賢い子だから、入れておかなくても大丈夫かも?」と思ってしまいますが、やめたほうが安心ですよ~。
豆柴のしつけ
豆柴はコロンとしたフォルムが愛らしく、子犬のムチムチした体もたまらない可愛さです。
でも甘やかしすぎると“わがまま犬”になるかもしれません。外見の可愛さから甘やかすのは厳禁です!
豆柴のしつけ(1)上下関係をきっちりと教える
日本犬全般に言えることですが、上下関係を教えてあげることが重要です。
たとえば「可愛いから、食べる姿が見たい」などの理由で、先に食事を与えることはやめましょう。自分のほうがえらいと勘違いしてしまいますよ。
信頼関係を築きながら、きちんとした上下関係を教えてあげてくださいね。
豆柴のしつけ(2)無駄吠えをやめさせる
豆柴のしつけでは、無駄吠え対策が重要です。豆柴は警戒心が強い犬種。主人以外にはなつかないため、無駄吠えが多い傾向があります。
無駄吠えをしたら、ダメなことなんだと教えてあげましょう。たとえば“大きな音を立てる”もしくは“別の部屋に移動する”といったしつけが有効ですよ!
豆柴のしつけ(3)甘噛みをやめさせる
豆柴のしつけでは、甘噛みも早い段階でやめさせましょう。
豆柴って、思わずむぎゅ~っと抱きしめたくなる愛らしさがあります。そんな豆柴が甘噛みしてきたら……想像しただけで可愛いですよね!
でも甘噛みが、噛みグセに発展してしまうかもしれません。必ず“現行犯”でしかって、やめたらたっぷり褒めてあげましょう。
ただし歯の生え変わり時期に、かゆくて何かをかじることもあります。そんなときは犬用のガムなど、噛んでいいものを与えてくださいね。
豆柴の散歩
豆柴は小さいものの、柴犬と同じく運動が大好きです。しっかり散歩させてあげましょう。
豆柴の散歩(1)「朝夕30分ずつ×2回」が理想!
豆柴にとって、毎日の散歩は大切な時間。豆柴の散歩は、1回30分ほどの散歩を、できれば朝夕2回が理想です。
特に室内飼いの場合、運動不足になりがちです。しっかり散歩させてあげましょう。
豆柴の散歩(2)必ずリードをつける!
豆柴の散歩で気をつけたいのが、必ずリードをつけるということです。
「小さいから大丈夫かな?」「ちょこまかと自由に動く姿が見たい!」といった気持ちから、ノーリードにするのはマナー違反です。
しかも道路に飛び出したり、他人にケガを負わせたりといったリスクも、決してゼロではありません。ちゃんとリードをつけてくださいね!
豆柴の散歩(3)十分な運動量を確保する
豆柴と散歩をするときは、時間だけではなく“運動量”にも気を配ってあげましょう。
豆柴は動くことが大好きです。帰ってからもそわそわしているなら、運動量が足りないかもしれません。
ボール遊びを取り入れたり、早歩きをしたりと、十分に運動させてあげましょう。
豆柴のトイレトレーニング
豆柴はきれい好きですし、物覚えがいい犬種です。寝床から離れた場所にトイレを設置して、早い段階からトイレトレーニングを始めましょう。
豆柴のトイレトレーニングにおけるポイントは、“トイレのサインを見極めてあげる”ことと、“ちゃんとできたら大げさに褒めてあげる”ということです。
そわそわしながら室内をぐるぐる回ったり、床のにおいをかいだり……それはきっとトイレのサインです。慣れるまではトイレまで連れて行ってあげましょう。
成功したらたっぷりほめることも大事です。失敗しても、くれぐれも怒らないでくださいね。
まとめ
豆柴は柴犬ならではの素朴さと、ぬいぐるみのような愛らしさが合わさった、とても可愛い日本犬です。
小柄なので、高齢の方や子どもでもお世話しやすいのが魅力ですよね。
豆柴は外飼いと室内飼い、どちらも可能です。実際には室内で飼っている方が大半ですね。
運動不足にならないように、朝夕の散歩に連れて行ってあげましょう。
日本犬の飼い方は「初心者でも分かる!日本犬の飼い方やしつけ基礎知識まとめ」でも紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね!