小学生の男の子がいる家庭で、柴犬を飼うのはおすすめできる?

小学生にもなると、ペットを飼いたがる子も増えます。小学生の息子二人が「柴犬を飼いたい」「ちゃんと世話するから!」と言い出し、どうしようかと迷うご家庭も多いのでは?本当に面倒を見るのか、そもそも小学生でもお世話できるのか気になるものです。

この記事では、「小学生男子が二人いる家庭」で柴犬を飼うことは、一体おすすめできるのかどうかを検証しました。飼うなら役立てたい便利グッズも併せて紹介します。

小学生がいる家庭で柴犬を飼う基本条件

病院アレルギーチェック

前向きに飼うことを検討しているなら、必ず確認したいのが「犬アレルギー」の有無です。

柴犬に限りませんが、犬を飼うならまずは、子どもに犬アレルギーがないかどうかを確認しておきましょう。

犬アレルギーは、犬の毛や唾液などによって引き起こされるアレルギー症状です。主に咳や鼻水、くしゃみや目のかゆみなどの症状が出ます。ひどい場合は、下痢や呼吸困難、嘔吐などを引き起こすことも……。

ひとたび柴犬を迎え入れると、10年以上共に過ごすことになります。途中で「アレルギーだからやっぱり飼えない!」ということは絶対に避けたいもの。できれば家族全員でアレルギー検査を受けることをおすすめします。

犬アレルギーについて知っておきたいポイントを2つ紹介します。

(1)すぐに症状が出るわけではない!

柴犬を飼いたいというぐらいですから、きっと子どもたちは柴犬と触れ合った経験があることでしょう。その過程できっと「飼いたい!」と思うようになったんですよね!

ペットショップにいる柴犬を抱っこしたり、学校帰りに会う柴犬の頭をなでたり。それでもアレルギー症状が出ないなら「犬アレルギーではない」と思ってしまうかもしれません。

でも実は、犬と接触したからと言って、すぐにアレルギー症状が出るわけではありません。時間が経ってから発症するタイプもあるんです。

実際に、飼うにあたって何度も触れ合って症状が出ないことを確認済みだったのに、数か月経ってから急に症状が出たという例も……。そうなると子どもがショックを受けてしまいます。

ぜひ事前に犬アレルギー検査を受けるようにしてくださいね!

また気管支喘息の子どもも、犬を飼うことで症状が重くなってしまうことがあります。かかりつけ医に相談するようにしてくださいね。

(2)犬アレルギー検査は耳鼻科や皮膚科などで受けられる!

犬アレルギーかどうかは病院で検査を受けると分かります。耳鼻科や皮膚科、内科などでアレルギーテストを受けてください。かかりつけの小児科に相談してみるのも良いでしょう。

アレルギーテストの種類は大きく分けて、皮膚検査と血液検査の2種類あります。

・ブリックテスト

皮膚にアレルゲン物質を触れさせて、その反応を確認する検査です。血液検査のように数値は確認できませんが、15分ほどで結果が分かるので手軽です。

・RAST(ラスト)テスト

採血をして、血中の抗体値を確認する方法です。結果が出るまでに1週間ほどかかりますが、アレルギーの反応レベルを数値で知ることができ、より正確な判断ができます。

どちらのテストを受けるかは、病院で相談してくださいね!

柴犬との暮らしで気になることQ&A

笑う柴犬

柴犬は、日本犬の中で人気No.1を誇る犬です。凛とした表情と、それでいて飼い主に甘えるギャップがたまらないですよね~!

「実家で柴犬を飼っていた!柴犬大好き!」という親御さんも多いことでしょう。逆に「昔から飼いたかったけど、団地住まいで飼えなかった」という方もいるかもしれません。

子どもたちが小学校に通うようになり、一通り自分のことができる息子たちの姿を見ると、「これを機に柴犬を飼うのもいいかも?」と心が動きますよね。その一方で気になるのは、親の負担です。

子どもが飼うと言い出しても、「最終的に面倒を見るのはお母さん」というケースも少なくありません。しかも犬を飼うと経済的な負担も大きいため、きちんと一生面倒見てあげられるのかとしり込みしてしまうことでしょう。

柴犬を飼いたいけど、いろいろ心配……。そんなよくある疑問や不安を、Q&Aでまとめました。

Q.庭付き一軒家に住んでいますが、今はやはり家の中で飼うべきなのでしょうか?

A.現在は室内飼いが増えていますが、もちろん外飼いもOK。ただし庭で放し飼いするなら、脱走防止対策は万全にしてください。

最近では、犬を家族の一員として室内で飼うスタイルが定着しています。でも小学生の子どもがいる親世代なら、外飼いを想像する方が多いはず。

実際に「実家では庭で飼っていた」という方や、「そういえば、友だちの家に遊びに行くと犬に吠えられて、でも何度も遊びに行くうちに、なつくようになったっけ」と懐かしく思い出す方も多いのでは?

室内飼いが増えていますが、柴犬をはじめとした日本犬は、日本の四季に慣れています。もちろん外で飼っても大丈夫です。むしろ庭でのびのび過ごせるのは、一戸建てならではの特権ですね~。

柴犬は運動が大好き!放し飼いすることで運動量も確保でき、ストレス知らずで過ごすことができます。息子たちが柴犬とマイホームの庭でじゃれ合う姿、想像しただけで親としては幸せですよね。

ただし庭で離し飼いするなら、万が一の脱走対策が欠かせません!

(1)庭をフェンスや柵で囲う

愛犬が敷地の外に出てしまわないように、フェンスや柵の設置は必須です!

さまざまな商品がありますが、高さや強度が十分なものを選んでください。すき間をすり抜けてしまわないように、愛犬のサイズに合ったものを選ぶこともポイントですよ~。

目を離したすきに外に出ると、柴犬は興奮します。一気に駆けて迷子になるかもしれませんし、道行く人にケガをさせる可能性があります。車が多い場所だと、交通トラブルに巻き込まれるかもしれません。

愛犬をきちんと管理することは、法律にも定められた義務なんです。

ペットに関するルールを定めた「動物の愛護及び管理に関する法律」(動物愛護管理法)第7条を見て見ると、飼い主に課せらた義務が書かれています。

かなりざっくりと内容をまとめるなら「人に迷惑をかけないようにしなくてはならない」「脱走を防ぐための対策をするべし」ということです。

実は、違反した場合の罰則については触れられていません。しかも「放し飼い禁止」とも明記されていません。でも何より、愛犬のためにも絶対に脱走対策はしてください。

法律意外に、自治体が独自でルールを定めている場合もあります。犬を飼う前に、お住いの自治体のルールもあわせてチェックしてくださいね

(2)首輪やマイクロチップをつけておく

脱走を防ぐ対策をしていても「万が一」ということもあります。子どもが学校帰りにうっかり門扉を開けっ放しにして……という可能性もゼロではありません。

そんな「万が一」に備えて、愛犬に首輪やマイクロチップを付けておくことも大切ですよ~。

首輪には、狂犬病予防注射済票と鑑札を付けてください。法律で定められた飼い主の義務です。

▼鑑札

鑑札とは、自治体で飼い犬登録をした際に発行されるものです。登録番号が書かれているので、万が一迷子になってしまっても愛犬を見つけやすくなりますよ!

▼マイクロチップ

マイクロチップとは、動物に埋め込む小型の電子タグです。固有の数字が登録されているので、迷子になっても見つかる可能性がぐっと高くなります。

マイクロチップは電池が不要で、半永久的に使うことができます。費用は動物病院によって異なり、一般的には数千円~1万円程度です。情報の登録に、別途1,000円の費用がかかります。

自治体によっては、補助金が出る場合もあります。お住まいの自治体に問い合わせてみてくださいね!

(3)縄張り意識による“威嚇”に注意

庭で放し飼いにする場合、犬ならではの縄張り意識に注意しましょう。

犬にとって、庭は自分だけのテリトリーになります。すると通行人を見るたびに追い払おうと吠えたり、配達員が来るたびに吠えたりといった習性があるのです。

通行人はただ通過するだけ。決して吠えられたから立ち去るわけではありません。でも犬にとっては「自分が吠えた!通行人を追い払った!」という認識になりかねません。すると近くを通る人を見るたびに吠えて追い払おうとするのです。

犬を飼うなら、ご近所との関係にも配慮が必要です。愛犬が門扉や郵便受けに近寄れないように工夫することをおすすめします。

(4)ガーデニングを楽しむなら、植物選びに注意!

憧れのマイホーム、趣味のガーデニングを楽しむのは幸せなひとときですね。ただし、犬が食べると危険な植物は身近にたくさんあります。柴犬を飼うなら、庭に植える花にも注意してくださいね!

たとえば水仙やスズランは、中毒症状を起こす植物の代表格です。冬から春のガーデニングに欠かせないクリスマスローズも、残念ながら犬にとっては有毒です。もし地植えしているなら鉢に移し替えて、犬から離すようにしてくださいね。

さらに気を付けたいのが、小学校で育てる花の定番、アサガオとホウセンカです。夏休みになると鉢植えを持って帰り、観察日記を書く宿題が出る学校も多いのでは?愛犬が誤って食べないように、必ず手の届かないところに置いてくださいね!

Q.実家では外で飼っていたけれど、マンション住まいなので室内で飼います。注意することは?

A.必ず柴犬が飼える物件かどうか、規約を確認してください。子どもたちのお菓子の食べ残しなど、誤食や誤飲にも注意が必要です!

昔、実家で柴犬を飼っていた経験があるなら、飼育の基本はある程度分かっていますよね。でも、はじめての室内飼いとなると、いろいろ不安に思うかもしれません。

室内で飼うなら注意したいポイントをお伝えします。

(1)マンションなら「ペット可」物件かどうかを確認

室内でペットを飼いたいと思っても、マンションの場合はそもそも「ペット可」物件でしか飼うことができません。

室内で柴犬を飼うなら、管理規約や賃貸契約書を見てください。ペット飼育が可能かどうか記載されているはずです。

たとえペット可であっても、さらに細かい条件付きのことがあります。柴犬を飼う場合だときちんと確認したいのが、「10kgを超えてはいけない」「小型犬のみ飼育OK」というルールです。

・「10キロを超えてはいけない」

⇒一般的な柴犬の体重は、7~10kgです。基本的には飼育できます。ただし10kgを超える場合もあるため注意が必要です。

・「小型犬のみOK」

⇒やや線引きがむずかしいルールです。柴犬は、日本犬の中では“小型犬”に分類されます。ただしサイズは中型犬に近いので、中型犬扱いされることも多いのです。気になる場合は、必ず事前に確認してくださいね!

(2)誤食や誤飲に注意

室内で柴犬を飼う場合、「誤食・誤飲」にはくれぐれも注意しましょう。犬はとにかく何でも口に入れてしまう習性があります。

子どもが食べ残したチョコレートやおもちゃから取り出した使用済み電池、そして意外なことに、学校から帰って脱ぎ捨てた靴下……これらはすべて誤食・誤飲の可能性があります。

食べられる可能性のある場所には、物を置かないのが鉄則です。大事な愛犬が誤って口に入れないように、子どもたちにもしっかり習慣づけてくださいね!

タバコも吸い殻の誤飲が多いため、絶対に近くに置けません。そもそも副流煙の問題もあるので、夫婦どちらかが喫煙する場合、室内で飼うことはできません。

(3)意外と響く足音にも注意!

マンションで犬を飼うと、意外と階下に足音が響きます。柴犬がバタバタはしり、柴犬可愛さに子どもたちも追いかけてバタバタ……。

ただでさえ子どもがいると、何かと足音が響きます。さらに柴犬が増えたことで足音が倍増しては、ご近所迷惑になってしまいますね。

ペット可の物件であっても、必ずしも住んでいる人が動物好きとは限りません。階下の方が静かに暮らしているなら、なおさら迷惑がかかってしまいます。

外飼いのときは気にならなかった足音にも、気を配るようにしてくださいね!

▼便利グッズ:洗えるタイプのタイルカーペット

気になる足音も、タイルカーペットを敷けば防音効果が期待できます。しかも洗えるタイプなら、トイレの失敗や吐き戻しなどで汚してもお手軽!汚れた部分だけはずして洗うことができて、いつでも清潔な状態が保てますよ~。

タイルカーペットを使うなら、置くだけでピタッと吸着するものがおすすめです。犬がつるりとすべってケガをしたり、股関節をいためたりすることを防ぎます。

消臭機能があるものや、防ダニ加工されたものもあります。床暖房のある部屋に敷くなら、床暖房対応のものを選んでくださいね!

Q.子どもだけでも散歩に連れて行ける?

A.できれば避けたほうが無難です。安全性を考えると、大人と一緒に行くことをおすすめします。

子どもが「飼いたい!」というぐらいなら、散歩に連れて行きたいと思っているかもしれませんね。実際に「ちゃんと散歩に連れて行くから飼わせて!」と、散歩担当になることを条件に、柴犬を飼うことをねだる男の子もいるでしょう。

お母さんにとっても、犬の散歩は忙しい時間帯と重なります。子どもが散歩に連れて行ってくれたら、家の用事も片付けられるし、ごはんの準備だってできて大助かりです。

でも、子どもの体格や精神的な成熟度、そしてご家庭の考え方次第ですが、「小学生だけでは散歩に行かせない」とする親御さんは少なくありません。

なぜなら、柴犬は意外と力が強いため。いざというときに、子どもの力だけで引っ張れるかどうか不安だと感じる親御さんが多いのです。

手からリードが離れると、そのまま逃走なんてことにもなりかねません。柴犬が本気を出すと、大人でも引っ張られるほどの力を発揮することがあるんですよ~。やはり大人も一緒に行ったほうが安心です。

その点、柴犬の小型版である豆柴なら、サイズも小さめ。小学生の子どもでも抱き上げやすく、引く力もさほど強くありません。

男の子たちにとっても、豆柴は「可愛い!」とメロメロになる存在です。ペットショップに行けば、豆柴のまわりで目を細める男の子たちがたくさんいますよ~。

柴犬もいいけどマンション住まいなので、大きくなったときが気になる……という方も、豆柴を検討するのもいいかもしれませんね!

(参考)まるでぬいぐるみ!豆柴の特徴は?性格や寿命、大きさを解説

Q.子どもにも柴犬のしつけはできるでしょうか?

A.犬を飼うのがはじめてなら「むずかしい」という声が多いのが実情です。

柴犬はとても飼い主に忠実な犬種です。ただし自己主張が激しく、飼い主をリーダーと認識するまでに時間がかかるクールな犬でもあります。

子どもに限らず、初心者の場合は「しつけがむずかしい」と指摘する声が多く見受けられます。しっかりしつけできなければ、わがままで凶暴な犬になる可能性も秘めています。一筋縄ではいかない犬なんですよ~。

中には、麻酔しないと耳掃除すらむずかしい柴犬もいるのだとか。そうなったら飼い主も大変ですが、当の柴犬がかわいそうですよね。

柴犬がいい犬に育つか否かは、すべて飼い主次第。特に大事なことは、上下関係を教えることです。

たとえ子どもが毎日エサをやり面倒を見ているからといって、上に見るわけではありません。毅然とした態度で接することが大切です……と言っても、子どもにはむずかしいですよね。

まずは親が正しいしつけを学びましょう。親が犬をしつけ、犬ができるようになった状態で、親が子どもに教えると、スムーズにしつけを受け入れることができますよ~。

近年では、親子で参加できる「しつけ教室」も増えています。まずはプロから“しつけのいろは”を習うのもおすすめです!

▼便利グッズ:しつけDVD

犬のしつけについて、ベテラン訓練士などのプロが監修した「しつけDVD」がたくさん販売されています。本のように活字ではなく、映像なので視覚で情報をとらえられることがポイント!細かい部分が分かりやすいのが魅力です。

「しつけの基本が分からない」「無駄吠えや噛みグセ対策が分からない」「でも休日は子どものサッカーの試合が続き、しつけ教室に行く時間もない」という場合、まずはしつけDVDを活用してもいいでしょう。映像を見ながら実践できますよ~。

Q.夫婦共働きなので、平日は子どもが帰宅する夕方まで柴犬だけ。留守番できるでしょうか?

A.基本的に心配ありません。柴犬は留守番が得意な犬種と言われています!

共働きの場合、子どもたちが学校に行っている間、柴犬だけで留守することになります。さみしがらずに留守番できるのか、室内飼いの場合はエアコンをつけたままにしなくてはならないのかなど、留守中のことが気になりますね。

結論から言えば、柴犬は留守番が得意な犬です。エアコンに関しても、つけっぱなしだと安心ですが、必須ではありません。それぞれについてポイントを見てみましょう。

(1) 柴犬はむしろ一匹で過ごすことが好き!

柴犬だけでの留守番は、基本的に心配無用です。意外かもしれませんが、柴犬は独立心が強い犬。むしろ自分だけの時間がもてることで、リラックスして過ごすことができます。

エサやりも、朝と夜の2回で大丈夫ですから、「仕事に行く直前にあげ、子どもたちが学校から帰ったらあげる」という連携プレーをとれば問題ありません。

ただし迎え入れたばかりの時期は、柴犬も環境の変化でストレスを感じているかもしれません。

ストレスで日中泣き続けたり、朝与えたエサを食べていなかったり、おなかを下したりすることもあります。飼い始めた当初は十分に様子を見て、気を配ってあげましょう。

(2)エアコンはつけっぱなしだと安心、でも必須ではありません

室内で留守番させるとなると、気になるのが真夏の暑さ。「熱中症になるのでは?」と気になりますよね。

柴犬をはじめとした日本犬は、基本的には日本の四季に慣れています。エアコンをつけっぱなしにしておくと安心ですが、必須ではありません。よほど過酷な暑さでなければ、基本的には大丈夫です。ただし、水だけはたっぷり用意してくださいね。

さらに、愛犬用の便利なグッズもいろいろあります。ぜひ活用しましょう。代表的なものを紹介します。

▼便利グッズ:犬用クールマット

暑い夏の留守番には、ひんやりした感触の「犬用クールマット」が便利です!

各メーカーから販売されており、素材もさまざま。ジェルやアルミ、石など、さまざまなタイプがありますので、機能性や見た目の好みで選びましょう。

<ジェルタイプ>

ジェルタイプは柔らかいので、折りたたみ可能です。夏が終わって使わなくなると、折りたたんでコンパクトに収納できますよ~。

ただし部屋自体が涼しくないと、冷感が続きにくいというのがやや難点です。

<アルミタイプ>

アルミタイプは、ひんやり感が持続するのが魅力です。ジェルタイプと同じく、置く場所も選びません。折りたたんでコンパクトにできるのも便利ですね!

ただし金属の質感をいやがる犬もいます。直射日光があたると熱を吸収してしまうので、日の当たらない場所に置いてくださいね!

<石タイプ>

大理石や御影石を使った石タイプは、素材本来のひんやり感が持続するのが魅力です。高級感もあるので、インテリアとしても活躍しますよ~。

ただ石だけに、重いというのがやや難点。収納も場所をとるので、使わない時期の収納場所を確保しておきましょう。

※暑さは部屋の環境によります。お住いの環境に合わせて、必要な場合はエアコンを活用してください。

Q.エサ代やトリミング代はどれぐらい?教育費がかかる時期なので、経済的な負担が心配……。

A.目安は、1か月あたり6,000円です。でもケア用品代も必要なので、もっとかかります。

小学生の子どもがいると、習い事や塾代などに何かとお金がかかります。スポーツをしていると、月謝やユニフォーム代、遠征費用もかかります。犬を飼う経済的負担が気になるご家庭も多いことでしょう。

柴犬に限った話ではありませんが、犬を飼うには想像以上にお金がかかります。特に大きいのは、月々のエサ代やトリミング代です。柴犬を飼うなら、1か月あたりの目安は次の通り。

・ドッグフード代・・・・・・・・・・・・・・・3,000円
・シャンプー&トリミング代・・・・・3,000円

ただし、他にもケア用品代もかかります。病気やケガをすれば、医療費も支払わなくてはいけません。万が一に備えて、ペット保険にも入っておいたほうが安心です。でもその分、お金もかかります。

ざっと計算すると、柴犬を生涯育てるのにかかる費用は、およそ230万円。一年で約15万円、月間約1万3千円です。

柴犬を飼うと、10年以上の付き合いになります。小学生だった子どもは中学生になり、そして高校生になります。

教育費もますます増える一方ですし、学校に通うための定期代や携帯電話代、そしておこづかいも必要です。実際に飼っている方が口を揃えて言うのは「経済的にも子どもが一人増えたかんじ」「おサイフが痛い」ということです。

もちろん負担を上回る幸せもありますが、およそ10年以上先まで続きます。柴犬を飼う費用が捻出できるのか、事前にシミュレーションしてくださいね。

柴犬を飼うのにどれぐらい費用がかかるのか、詳しくは別記事「犬を飼育するのに必要な「生涯費用」はどれぐらい?」で解説しています。

概算ですが、細かな金額も紹介していますので、気になる方はチェックしてくださいね!

Q.家族のお出かけで遅くなる日、エサやりはどうすればいい?

A.基本的には、「一日トータルで必要な栄養が摂れたらOK」です。便利な犬用自動給餌器も活用しましょう。

休日にもなれば、家族で出かけることもあるでしょう。遠くまで出かけたり実家に行ったりして、晩ごはんを食べてから帰宅する場合、愛犬のエサやりが気になりますよね。

犬の健康状態にもよりますが、多少エサの時間が遅くなっても大丈夫です。一日トータルで考えて、必要な栄養量がとれれば問題ありません。

とはいえ、「おなかをすかせているのでは?」と気になってしまっては、せっかくのおでかけも楽しめません。必要に応じて犬用自動給餌器も使いましょう!

▼便利グッズ:犬用自動給餌器

犬用自動給餌器は、外出しているときでも愛犬にエサをあげられる便利なアイテムです。

出かける前に自動給餌器をセットしておけば、決まった時間にエサが自動で出てくる仕組みになっています。大事な愛犬がおなかをすかせてしまう心配がありません。

しかも、さまざまな工夫のある製品も多く、とても便利なんです!

たとえば、外出先からスマホで操作できるタイプなら、急に帰宅が遅くなるときにでも安心です。録音機能がついていて、給餌のたびに飼い主の声を流せるタイプもあります。

カメラ付きのタイプなら、いつでもスマホで愛犬の様子をチェックできます。双方向音声なので、おでかけ先から声をかけることも可能ですよ~。

Q.夏休みや連休など、家族で旅行に行く場合、愛犬はどうすれば?

A. 泊りで家を空けるなら、ペットホテルに預けたほうが安心です。

家族旅行は、子どもにとっても親にとっても大切な思い出になります。中学生にもなれば、部活や塾などで家族旅行もむずかしくなります。小学生のうちに、たくさん旅行に行きたいものですね!

泊りで家を空けるなら、愛犬はペットホテルに預けましょう。いくつか知っておきたいポイントを紹介します。

(1)希望に合うタイプを選ぶ

一言でペットホテルと言っても、色々あります。

電車の旅なら、駅近のペットホテルが便利です。飛行機を利用するなら、空港内のペットホテルを探すといいでしょう。愛犬を預けて旅行に行き、そのまま引き取って帰ることができます。

動物病院を併設しているペットホテルもあります。オプションで爪切りやシャンプーを頼めるペットホテルもあるので、うまく活用するといいですね!

(2)連休は混み合うので、早めに予約を!

夏休みやGWなどの連休は宿も混みますが、同じくペットホテルも混み合います。旅行に行くと決めたら、そのタイミングでペットホテルも予約しておくと安心です。

実際に、旅行直前になってペットホテルを予約しようとしたら、“どこもかしこもNG!”となり、焦って探したという人もいるようです。

せっかくの家族旅行。気持ちよく出発できるように、早めに予約してくださいね~。

(3)多くの場合、ワクチン接種済が条件!

利用に際しては、「ワクチン接種を済ませていること」を条件に挙げるペットホテルがほとんどです。ワクチン接種の証明書の提出を求められることもありますよ~。

しかも、ワクチン接種から1週間以上空いてないと、受け付けてもらえないペットホテルもあります。愛犬の健康のためにも、余裕をもって受けるようにしてくださいね!

Q.子どもたちが柴犬と一緒に旅行に行きたがっています。行くとなったら準備するものは?注意点は?

A.まずは車に慣れることからスタートさせましょう。安全な旅のために、犬用ドライブボックスも必要です。

家族水入らずの旅行もいいですが、ときには愛犬と一緒の旅行もいいものです。特に男の子はアウトドアが大好き!犬連れOKのキャンプ場なら、愛犬と一緒に大自然を楽しむことができます。

犬専用の温泉があったり、ドッグラン付きのコテージがあったり、全国各地にペットOKのキャンプ場がありますよ~。

最近は犬と一緒に泊まれる宿も増えてきました。犬と一緒に部屋で食事できたり、大広間を改造した畳敷きのドッグランがあったり、犬用アメニティが充実していたり。すごいですね!

インターネットで「ペット 宿」と検索してみてください。全国の宿を探すことができます。「犬と旅行 ブログ」で検索すると、リアルな体験談もたくさん見ることができますよ~。

いい宿を見つけたらいよいよ旅行の準備を始めましょう。愛犬との旅行を楽しむために、知っておきたいポイントがあります。

(1)まずは車に慣れさせる

犬を連れて旅行となると、主な移動手段はお父さんが運転する車ですよね!普段から車に乗り慣れている犬なら問題ありません。でも乗ったことがない犬も多いのでは?

中には、音や振動に敏感な犬もいます。当日「さぁ、いざ出発!」と車に乗せたら怖がってしまって出発できない……なんてことになったら大変です。

旅行が決まったら、まずは車に慣れさせることから始めましょう!

最初は、エンジンを切った車に愛犬を乗せてください。おやつを与えるなどして、車の中で静かに過ごせるようにしつけましょう。

車内空間に慣れたら次のステップです。車を走らせてみてください。最初は5~10分ほどの短いドライブでOK!大丈夫そうなら、少しずつ時間を長くしてみてくださいね。

(2)犬用ドライブボックスを用意する

愛犬を車に乗せるなら、用意しておきたいのが犬用ドライブボックスです。

犬用ドライブボックスとは、犬を固定する装置がついシートです。ボックス型なので、簡単に愛犬を車に乗せることができます。

運転していると、ときには急ブレーキをかけなくてはいけない場面もあるでしょう。そんなときもドライブボックスに入っていれば安心!体が前に投げ出されることはありません。

ケガを防ぎ楽しい旅行にするためにも、必ず用意してくださいね!

(3)事前に食事を済ませておく

犬とのドライブ中に起こるトラブルで、意外と多いのが“車酔い”です。食べた直後は酔いやすいため、出発2時間ぐらい前には、食事を済ませておくことをおすすめします。

もし「車に酔ったかな?」と思ったときの対策は、子どもたちと同じです。外の空気を吸わせて、気分転換をさせてあげましょう。

実は、犬用の酔い止め薬も市販されています。手軽に購入できて便利ですが、かかりつけの動物病院で相談したほうが安心かもしれませんね!

▼便利グッズ:ディスペンサー付きの処理袋

車酔い対策をしていても嘔吐するかもしれません。休憩中にトイレに行くこともあるでしょう。ディスペンサー付きの処理袋を用意しておくと、慌てることがありません。

1枚ずつ取り出しやすいので、とても便利です。嘔吐した場合に備えて、ウェットティッシュも車に乗せておくと安心ですね!

一緒に暮らすことで得られる楽しみや生きがい

子どもにとって、動物と暮らすことは貴重な経験になります。柴犬との生活が、愛情や優しさ、命の尊さなどを教えてくれるのです。

犬は、お世話する人になつくもの。「もっと一緒に遊びたいのに!どうしてお母さんにばかりなつくの?」と聞いてきたら、心をこめて世話することの大切さを伝えてあげましょう。毎日お世話する大変さを実感すれば、きっと責任感が育ちます。

もしも愛犬が病気になれば、子どもたちも心配します。元気になってほしいと願い、懸命に看病する過程で、ますます愛情を深めるでしょう。

それに何より、柴犬はとても可愛いのです!つぶらな瞳、それでいて知的な表情、クルンと愛らしく丸まったしっぽ。一緒に過ごせば過ごすほど、魅力が増していきます。

家族で一緒に愛犬を可愛がる過程で、家族のきずなも深まります。ときには一緒に旅行すれば、一生の思い出になりますよ~。

小学生の男の子がいる家庭で柴犬を飼うのはおすすめできる?

小学生の男の子が二人いる家庭で、柴犬を飼うのはおすすめできるのか?それともできないのか?

その答えは、「飼う覚悟」と「経済状態」次第です。

子どもたちは本当に「ちゃんと世話をする!」と覚悟を決めているでしょうか?一時の感情の盛り上がりで、もしくは新しいオモチャを買ってもらうような軽い気持ちでねだっていないでしょうか?

その覚悟を知るために、たとえば「病気になってもちゃんと世話できる?」「寝たきりになっても可愛がってあげられる?」と聞いてみるのも一つの手段です。

柴犬を飼うということは、その命を預かるということです。その自覚と覚悟がないなら、柴犬を飼うのはやめたほうがいいでしょう。

そして、お母さんの覚悟も重要です。子どもに世話する意思があっても、子どもも何かと多忙です。平日はどうしても、お母さんにかかる負担が大きくなります。

「フルタイムで働いていて忙しい」「まだ子育てで手一杯」「そもそも実はあまり犬が好きではない」という場合も、踏みとどまったほうがいいかもしれません。

マイホームのローン残高が大きかったり、収入が不安定だったりと、経済的な不安がある場合も慎重に判断してください。もう少し給料が上がるのを待ってから飼っても、決して遅くはありません。

一方で、「子どもが犬との生活を心から待ち望んでいる!」「決して楽な暮らしではないけれど、犬を飼うだけの余裕はある」という家庭なら、柴犬との生活は充実したものになるでしょう。

男の子は10歳ごろから思春期に入ります。多感な時期に柴犬と過ごすことは、大切な財産になるはずですよ~。

昔飼っていた経験のある方によれば「反抗期に親とぶつかってばかりのとき、犬の散歩に行くのが、外出するいいきっかけになった」なんて、ほろ苦い体験談を持つ方も……。

反抗期は子どもが成長している証、重要なステップです。そんなときに過ごした柴犬との時間は、きっと大切な思い出になっていることでしょう。

柴犬はただのペットではありません。過ごすうちに“かけがえのない家族”になっていくのですね!

まとめ

柴犬を飼うことは決して簡単なことではありません。可愛いと思うからこそ、覚悟と自覚が必要です。子どもたちが命の重みを理解しているのか、十分に確認してから飼うようにしてください。親御さんの覚悟や経済力も重要です。

もし条件が揃っているなら、柴犬を迎え入れて、ぜひ子どもたちが望む “柴犬との生活”を叶えてください。家族だけでは味わえない幸せが待っているはずです。

価格の相場や人気の柴犬など、飼う前に知っておきたい情報を別記事で紹介しています。ぜひあわせてご覧くださいね!

(参考)柴犬の価格は?飼う前に知っておきたい値段の目安

この記事を書いた人

そばこ

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