柴犬の性格の大きな特徴は、「忠実」「頑固」「独立心」の3つです。日本を代表する犬種の柴犬。最近人気で飼いやすいイメージがあると思いますが、じつは気難しい犬なんです。この記事ではそんな柴犬の性格について詳しくご紹介します。
目次
柴犬の性格は?
次は、柴犬の性格を見てみましょう。
柴犬の性格1. 忠実
日本犬全般に言えることですが、柴犬は飼い主に忠実です。「この人が主人なんだ!」と一度理解すれば、飼い主にひたすら忠誠を尽くします。
だから、お留守番するように言っておくと、ちゃんと守るお利口さんです。そして飼い主が帰ると、尻尾を振って大喜び!そんなギャップも、柴犬の可愛さです。
お互いにいい関係を結ぶためには、しつけが大事!
柴犬のしつけに関しては「柴犬の飼い方としつけ!散歩やトイレトレーニングは?」を参考に、正しいしつけをしてあげてくださいね。
柴犬の性格2. 頑固
飼い主には忠実な柴犬ですが、それ以外の人にはあまりなつきません。
柴犬は、頑固で神経質な面を持ち合わせています。警戒心も強いので、初対面の人にすぐしっぽを振って……ということは、基本的にないのです。ちょっと意外ですよね!
ちなみにメスのほうが、オスより警戒心が強いと言われています。番犬として飼うなら、メスがいいかもしれませんね。
柴犬の性格3. 独立心
柴犬は独立心が強い犬です。飼い主の帰宅時などには甘えた態度をとりますが、基本的にスキンシップは苦手。“適度な距離間”が大好きなんです。
つい可愛いと、構いたくなりますよね。でも、柴犬をベタベタ触ったり、ぎゅーっと抱きしめたりするのはNG!犬にとってストレスになってしまいます。
適度な距離を保ちつつ、ずっとそばにいる……そんな距離感が柴犬にとっては幸せなんです!
柴犬のオスとメスでの性格の違い
1.柴犬のオスの性格
柴犬のオスとメスを比べると、オスのほうが断然、競争心が旺盛ということです。これは、縄張りを守る本能からきていると言われています。
日本でいう「九州男児」みたいな、男気あふれる感じの犬といったところでしょうか。言い換えると、あまり友好的ではないんです。「とにかく自分がしっかりするんだ」という意識が強いのがオスの柴犬です。
2.柴犬のメスの性格
柴犬のメスはオスに比べるとおとなしいですが、共通しているのは、メスもあまり友好的ではありません。
これは、近代に入って外国から違う犬種が入ってきた時に、日本犬だけでしばらく生活してきたことからなかなか他犬種を受け入れられなかった背景が今も残っていると考えられています。
柴犬は洋犬と全く違う性格ということを理解しておきましょう。
まとめ
柴犬の性格は「忠実」「頑固」「独立心」が大きな特徴です。
飼い主に忠実ですが、頑固で独立心があるので適度な距離感を好みます。また、オスは競争心が旺盛で、メスは警戒心が強いとされています。
柴犬はスキンシップは苦手ですが、飼い主の帰宅時には甘えた態度を見せることがあります。適度な距離感を保ちつつ、しつけを大切にすることが柴犬との良い関係を築くポイントです。