日本犬11種類!代表的な6犬種と日本原産5種を紹介

 

よしこ
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日本犬と聞くと、どんな種類を想像しますか?有名な日本犬といえば、やっぱり秋田犬や柴犬!でも実は、甲斐犬や紀州犬など、地名がついた日本原産の犬も色々いるんですよ~。

今回は、天然記念物でもある「和犬」6犬種と、日本原産の犬5種、さらにはもっと地域限定の地犬など、日本犬の種類や特徴をお伝えしますね。

 

日本犬とは?

日本犬とは、古くから日本に住んでいる“日本原産の犬”の総称です。

ずっと昔から住んでいるということは……そう、日本の気候によく合うんです!暑い夏や寒い冬でも、ちゃんと元気に育ってくれます。

しかも日本犬は、飼い主に対しても素直。頭のいい子が多いですね~。

そんな日本犬は、大きく3つに分かれます。

・和犬・・・・・・・・・・・・・・・古くから日本にいる純粋な日本犬。6種類。
・日本原産の犬・・・・・・・外来種を元に交配して作られた日本犬。5種類。
・地犬・・・・・・・・・・・・・・・日本各地で、特定の地域にだけ生息する犬。

和犬と日本原産の犬、そして地犬。それぞれについて、順番にお伝えします。

日本犬(和犬)の種類一覧

まずは、和犬6犬種を見てみましょう。一般的に「日本犬」というと、和犬のことを指しますよ!

<日本犬(6種類)>
・秋田犬(あきたいぬ)
・柴犬(しばいぬ)
・甲斐犬(かいけん)
・四国犬(しこくけん)
・紀州犬(きしゅうけん)
・北海道犬(ほっかいどうけん)

ここに挙げた6犬種はなんと!すべて天然記念物に指定されています。自宅で天然記念物が飼えるって、なんだか不思議な気がしませんか?

和犬は、大型と中型、小型に分かれています。

日本犬6種類の中で、大型犬は秋田犬のみ。小型犬は柴犬だけ。残り4種類はすべて中型犬です。

一言で「和犬」と言っても、大きさだけではなく毛色や体つきも違います。「我が家で飼うならどの子かな~」と迷っている方のために、順番にお伝えします。

日本犬の種類(1)秋田犬(あきたいぬ)

秋田犬は、秋田県原産の和犬です。

秋田犬は、「忠犬ハチ公」のエピソードでも有名ですね。日本犬の中で、最初に天然記念物に指定された犬種でもあります。

秋田犬は、もとは闘犬でした。だから体はがっしりとして筋肉質!堂々としていて、とてもかっこいい犬なんです。

飼い主には忠実ですが、見知らぬ人へは警戒心をもちます。力も強いので、きちんとしつけてあげることが大切です。

秋田犬といえば!ロシアのプーチン大統領が2012年に来日した際、秋田県知事が秋田犬「ゆめ」を贈ったエピソードも有名ですね。

(参考)●●●●(未作成:プーチン大統領と秋田犬)

日本犬の種類(2)柴犬(しばいぬ)

柴犬は、和犬の中で唯一の小型犬です。

柴犬はとにかく人気!日本で飼われている日本犬のうち、なんと約80%が柴犬なんだとか。

柴犬といえば、三角形のピンと立った耳が目印。子犬のうちは耳が垂れていて、愛くるしい姿に夢中になってしまいます!

可愛いイメージがある柴犬ですが、昔は猟犬として活躍していました。だから勇敢で賢く、飼い主には忠実です。

その一方で、知らない相手には警戒心をもつので、番犬としても活躍してくれますよ~。

近年では、柴犬の小型版である豆柴も人気です。

「可愛い犬が好き!」「柴犬は好きだけど、大きくなるとお世話が大変……」という場合は、豆柴がおすすめです。

詳しくは「豆柴の特徴は?性格や寿命、大きさを解説」(●●未作成)の記事をご覧くださいね。

日本犬の種類(3)甲斐犬(かいけん)

甲斐犬は、山梨県原産の和犬です。

甲斐犬は筋肉質でがっしり。毛の模様はまるで虎のよう。色合いによって「黒虎毛」「中虎毛」「赤虎毛」の3種類に分かれます。

甲斐犬は、とにかく従順!飼い主に一生尽くすので「一代一主の犬」とも呼ばれています。

ただその反面、飼い主以外の人や他の犬に対しては、強い警戒心をもちます。

近所を散歩したり、ドッグランを利用したりするときには、気をつけてあげてくださいね!

日本犬の種類(4)四国犬(しこくけん)

四国犬は、高知県原産の和犬です。「あれ?高知の犬といえば、土佐犬じゃないの?」と思うかもしれませんね。

土佐犬と聞いて想像するのは、首にしめ縄を巻いて、まわしを付けた貫禄のある犬。実はあの犬は「土佐闘犬」と言って、別物なんです!

四国犬は元々、四国の山中で猟犬として飼われていました。オオカミに似た野性味ある姿が、とても勇ましいですよね!

他の和犬と同じで、飼い主にはとても忠実です。でも知らない相手には警戒心を持ちます。

賢いので見境なく攻撃することはありませんが、愛情をもってしつけてあげることが大切ですよ~。

日本犬の種類(5)紀州犬(きしゅうけん)

紀州犬は、和歌山県原産の和犬です。

紀州犬の特徴は、その真っ白な毛並み!頭の先から尻尾まで、とにかく真っ白なんです。思わず触りたくなるような、きれいな毛ですよね。

紀州犬は、もともと狩猟犬として活躍していました。とても勇敢で、イノシシを倒すほどなんですよ~。

……と聞くと、「気性が荒いのでは?」と気になるかもしれませんね。大丈夫!とても賢いので、きちんとしつけてあげれば優秀な番犬になります。

実際に、日本犬の中で、柴犬に次いで飼育数が多いのが、紀州犬なんですよ!

日本犬の種類(6)北海道犬(ほっかいどうけん)

北海道犬は、かつて「アイヌ犬」と呼ばれていた和犬です。近年では、ソフトバンクCMの“お父さん役”としても人気を集めました。

お父さんのイメージで、「白い犬」というイメージもあるかもしれません。実は白以外に、赤や黒褐色、灰色などの北海道犬もいますよ~!

ちなみに「アイヌ犬」と呼ばれていたのは、北海道の先住者であるアイヌ民族が飼っていたから。ヒグマやエゾシカなど、自分より大きな動物を相手に、猟犬として活躍しました。

他の和犬と同じく、他の動物には闘争心を見せることがあります。でも飼い主がリーダーシップをとれば大丈夫!きちんとしつけてあげてくださいね。

日本犬(日本原産の犬)の種類一覧

ここまで、天然記念物に指定されている和犬6種類を見てきました。

「日本犬!」というと、厳密にはこの6種類。でも、もう少し範囲を広げると、次の5種類も日本犬と呼ばれます。

<日本原産の犬(5種類)>
・狆(ちん)
・土佐闘犬(とさとうけん)
・日本テリア
・日本スピッツ
・アメリカン・アキタ

和犬とどう違うかというと、日本原産の犬種には外来の犬種の血が混じっています。

たとえば土佐闘犬は、ブルドッグの血を引いているのだとか。たしかに皮膚のたるみ具合や顔つきが、どことなく似ていて納得ですね!

日本犬の種類(7)狆(ちん)

狆はかつて、貴族や将軍、大名など、上流階級のお屋敷で可愛がられてきた“お座敷犬”です。

時代劇を見ていると、小さい犬が出てきますよね?

将軍のお膝にチョコンとすまして座っていたり、紫色のフカフカの座布団に優雅に座っていたり。あれが狆!いかにも“おいぬさま”という雰囲気ですよね~。

狆は小さくて愛らしく、前に垂れた耳もとても可愛い犬です。上品な佇まいも、室内犬にぴったりです。

人のそばで長く暮らしてきたので、飼い主の様子をじっくり見て賢くふるまいます。その分、やや神経質な面もありますが、おとなしくて愛嬌のある犬ですよ!

日本犬の種類(8)土佐闘犬(とさとうけん)

土佐闘犬は、“闘犬大国”だった土佐の地で、闘犬用に作り出された犬です。

いかつい顔つきと、がっしりした体つきがかっこいいですよね!成長すると、60kgほどになります。

土佐闘犬はその強そうな見た目から「乱暴なのでは?」「ものすごく吠えそう……」と思われがち。でも元はといえば温厚でおとなしい犬なんですよ~。

見た目と裏腹のおとなしさに「番犬には向かない」とも言われるほど。きちんと飼えば、しつけにも従順です。

日本犬の種類(9)日本テリア

テリアというと洋犬のイメージですよね。実は日本にもテリア種がいます。それが日本テリア!日本テリアはテリアの中で、唯一日本で生まれた品種なんです。

日本テリアの毛は、まるでビロードのよう。滑らかで艶があって、思わずなでたくなる美しさです。

日本テリアの歴史をさかのぼれば、神戸に辿り着きます。日本テリアは、主に神戸で小型の愛玩犬として可愛がられたのだとか。「神戸テリア」という別名も残っています。

ちなみに毛が短いので、冬の寒さは苦手。日本犬とはいえ、外飼いには適していません。穏やかで人懐っこいので、初心者でも育てやすい室内犬ですよ~。

日本犬の種類(10)日本スピッツ

日本スピッツは、真っ白でフワフワの毛が愛らしい犬です。目は真っ黒でアーモンド型。何とも言えない愛嬌がありますよね~!

体は小さいけれど、とても大胆で活発。うれしいことがあると、全身で喜びを表します。その天真爛漫な性格も、飼い主としてはたまらない可愛さです。

日本スピッツは聡明で愛情深い犬です。飼い主の言うこともよく聞きます。

警戒心が強く「無駄吠えが多い」と言われることもありますが、しつけ次第。信頼関係を築いて環境を整えてあげると、ひどくならないと言われています。

日本犬の種類(11)アメリカン・アキタ

アメリカン・アキタは、秋田犬をルーツとする日本原産の犬です。その名の通り、アメリカで育った秋田犬なんです。

第二次世界大戦が終わった後、アメリカ兵が秋田犬を本国へと連れ帰りました。そしてアメリカの風土に合うように改良を加えて生まれたのが、アメリカン・アキタです。

たしかに、秋田犬と全体的な雰囲気がよく似ていますね!ただしアメリカン・アキタのほうがやや顔がシャープ。シェパードのような顔つきです。

アメリカン・アキタは秋田犬と同じく、骨太でがっちり!大きくなるので上級者向けの犬ですが、学習能力が高く、飼い主にも従順です。

主な日本犬(地犬)の種類

ここまで日本犬を11種類紹介しました。「日本犬ってこんなにいたの!?」という印象ですよね~。

実は!まだ他にも日本犬がいるんです。それが、特定の地域のみに生息する「地犬」(じいぬ)です。

<主な地犬>
・川上犬(かわかみいぬ)
・琉球犬(りゅうきゅういぬ)
・薩摩犬(さつまいぬ)
・十石犬(じっこくいぬ)
・美濃柴犬(みのしばいぬ)
・山陰柴犬(さんいんしばいぬ)
・肥後狼犬(ひごろういぬ)  など

この中で、長野県・川上村で育つ「川上犬」と沖縄県の「琉球犬」は、県の天然記念物に指定されています。

地犬には地名がついていて、代々土地で飼われてきたことが分かりますね。風土や気質にあった固有の犬であることが、地犬の特徴です。

長く日本の暮らしに寄り添ってきた地犬ですが、残念ながら、絶滅寸前といわれる「岩手犬」や「三河犬」の他、既に絶滅してしまった地犬もいます。

とはいえ、各地で保存活動が行われています。地域に根付いた地犬が、今後も元気に過ごしてほしいものですね。

「いぬ」と「けん」の読み方の違いについて

どの犬に関しても、慣例としては両方の読み方があるようです。

柴犬も「しばけん」「しばいぬ」どちらも呼びますし、秋田犬も同様、「あきたけん」「あきたいぬ」の2種類の呼び方があります。

ただ、日本犬の関係団体では読み方が決まっており、また団体によって読み方が違っていて、そこもややこしいところ……。

NHKの解釈が、もっとも妥当であると考えて、こちらを参考にしています。

https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/gimon/079.html

まとめ

近年では、トイ・プードルやチワワなどの小型洋犬が人気です。一方で、昔と比べて日本犬を見る機会が減った気がします。

日本犬は、長年日本の環境の中で育てられてきた犬。四季のある日本でも育てやすくて賢くて、愛情深くて……家族の一員になるにはぴったりです!

日本犬の種類には和犬や日本原産の犬、地犬などがあります。ぜひお気に入りの日本犬を探して、大事に育ててあげてくださいね!

(参考)https://dog-japan.net/breeder-choice/(未作成)
日本犬はどこで購入できる?ブリーダーやぺットショップの選び方

この記事を書いた人

そばこ

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